400年以上も生きれるサメをご存知ですか?その名も「ニシオンデンザメ」。
「ニシオデンザメ」と読み間違えてしまいそうな大型の深海ザメです。
このような声も
おでんが食べたくなってきた!
「ニシオンデンザメ」とは一体、どんなサメなのでしょうか?
今回は、北大西洋に生息する「ニシオンデンザメ」について
気になる生態などをまとめてみました!
長生きする個体や、寄生虫についても調べてみました!
もくじ
ニシオンデンザメの目が見えない理由は寄生虫??
ツノザメ目オンデンザメ科のサメであり大人しそうな見た目の「ニシオンデンザメ」。
目つきは怖いですね。
その目でにらまれたら、動けなくなってしまいそうです。
実は、ニシオンデンザメは、
両目(もしくは片目)にぶら下がっている
カイアシ類と思われる寄生虫によって
ほとんどの個体が視力を奪われている、
と言われています。
カイアシ類とは・・・・甲殻類の中では十脚目(エビ・カニなど)に次いで種類が多く、
およそ1万2000種が知られ、
35%ほどが寄生もしくは共生している種のこと。
北極の深海に生息するため体温が低く
サケなどの魚が主な食事だという「ニシオンデンザメ」ですが、
雑食であり、人間を含めて基本なんでも食べるみたいですね。
尾びれを振るのに7秒もかかると言われているニシオンデンザメ。
泳ぐ速さは平均時速1kmほど。
早くても時速3kmという遅さです。
「世界一のろい魚」とも呼ばれている「ニシオンデンザメ」ですが、
すばやく泳ぐアザラシなども食べているそう。
さまざまな感覚器官が発達しているとはいえ
どうやって捕まえているのか、不思議ですよね。
ニシオンデンザメは体内には毒を持っている??
体内(肉)に毒を持っている「ニシオンデンザメ」
エサ目的で、「ホオジロザメ」などがいる浅海に上がってくることもあるみたいですが、
現代最強のサメと呼ばれている「ホオジロザメ」(ホホジロザメ)↓
体内の毒のおかげで、他のサメから狙われることも無いそう。
強く、賢い魚なのだ、
「生き残るのは、変化できる者である」という偉人の名言がありますが、
「ニシオンデンザメ」も人間と同様に生き残る過程で、
変化を遂げてきたのかもしれません。
寿命400年超えの伝説の鮫の生態とは?
一番古い個体は、512歳(推定)であり、最も長く生きる脊椎動物などと言われている「ニシオンデンザメ」。
通常の個体であっても、平均寿命は推定272歳。
年に数センチずつ成長しており、体長も5~7メートルにまで達するとのこと。
メスが成熟する年齢は、100〜150歳なのだそう。
「ニシオンデンザメ」の長寿の秘密が解明されれば、
私たち人間も、今より長生きできるかもしれませんね。
アメリカには、成熟に100年かかる
洞窟ザリガニなども存在するようで
世界の広さや神秘さには、ワクワクさせられますが。
このような声も↓
ずっと海中にいるだけで本当に幸せなのか??
ひょっとすると「ニシオンデンザメ」にしか分からない
楽しみがあるのかもしれません。
まとめ
北大西洋、水深2000メートル以上もの深海に住んでおり、
「カナダ」と「ロシア」との間を移動して回ることも
あるという「ニシオンデンザメ」。
今後も、研究が進むに連れて様々なことが明らかにされそうですね!
さらに新しい情報が入り次第、追記していきたいと思います。
スポンサーリンク
この記事は役に立ちましたか?
もしあなたの役にたっていたのなら
下のSNSボタンで面白かったor役に立った記事をシェアしていただけると幸いです。