楽器を使わずに声だけで仲間とハーモニーを奏でる
「全国ハモネプリーグ」が、2019年6月に復活します!
ネプチューンの「力の限りゴーゴゴー!!」から派生した
人気の青春企画であり
2001年に初回が放送されて以来、数々のアーティストを生み出してきた「ハモネプ」ですが、
地上波で放送されるのは2015年以来、4年ぶりだそう。
2019年のハモネプに出場するグループは、以下の記事でまとめています
追記)以下は、2020年7月放送のハモネプの出場グループです↓
現在もファンを増やし続けているハモネプですが、
過去の出場者は、何をしているのでしょうか?
今回は、反響が大きかった初期のグループを中心にハモネプ出場者の現在までの活動をまとめました!
(※最新の活動状況は公式HPなどでご確認ください)
もくじ
ハモネプ人気アーティストRAGFAIRとレプリカのその後
RAG FAIRのファン(関東の大学のアカペラサークル)で結成された
第2回ハモネプ王者「レプリカ」は、
おっくんと分かれた後、2002年にカバーソングを発売していました。
当時のメンバーは以下に↓
・たいし(ベース)
・ならちゃん
・よぴの
・はっすぃ~
・まゆまゆ
ベースボーカルだった野口大志さんは、
その後、PAエンジニアとして作曲活動をされています。
女性メンバーの結婚式で集まったレプリカの5人↓
元祖・ボイパとして人気を集めた「おっくん」が在籍し
男性アカペラボーカルグループとして活動していたRAG FAIRは、
ハモネプで一気に注目を浴び、メジャーデビューを果たしていました。
NHKの音楽バラエティ番組「どらみふぁワンダーランド」に出演し
ハモネプの審査員などをつとめた「RAG FAIR」ですが
2002年に発売されたシングル「恋のマイレージ」「Sheサイドストーリー」はオリコンランキングで1位、2位を独占し、同年には紅白に出場。
2011年に活動を休止し翌年には再開していましたが、
2019年にボイパ担当の「おっくん」が脱退。
政治家「奥村政佳」として、7月の参議院選挙に立憲民主党から出馬していました。
ぽち(pochi)のその後
関西No.1ボイパと言われた「けんぞー」さんなどが在籍したハモネプの初代優勝グループ「ぽち」は、
「Pochi」に改名するも、2003年に解散。
「おっくん」のライバルだった「けんぞー」さんは、
その後ビートボクサーとしてソロ活動をスタートしていました。
所属するユニットのメンバーとして活動し、全国ツアーも行っていたそう。
コーラスやリード・ボーカルを担当したベースの「たけし」さんは、
神戸のアカペラグループ「Permanent Fish」で活動していましたが
2019年4月にグループが解散していたようです。
INSPI(インスピ)のその後
RAG FAIRと同時期にデビューした大阪大学のアカペラサークル「inspiritual voices」出身の6人組アカペラグループINSPI。
ハモネプには審査員(ゲスト)として出演していたインスピですが、
2005年には、日立CMソング「日立の樹」9代目を担当し、
2010年にシングル「さくら咲く」をリリースしていたようです。
バカ安のその後
第1、第2回と連続でハモネプに出場していたバカ安。
当時のメンバーは以下に↓
・よーへー(バリトン)
・トトロ(セカンドテナー)
・じゅりじゅり(アルト)
・シンディー(バス)
アニメソングを中心に、ボイパを使わず
5人のコーラスのみで歌うことが印象的なグループでした。
「宇宙戦艦ヤマト」が、大会史上初となる満点を叩き出したものの
決勝には進めず、
その後は、コーラスを中心としたアニソンCDを発売していました。
A・cappellers(アカッペラーズ)のその後
2001年に結成された福岡出身のアカペラグループ。
アレンジ力に長けた第3回の王者であり、
2003年にメジャーデビューを果たしたものの
2005年、活動休止に。
当時のメンバーが3人脱退した後は
残ったメンバーで活動を続け、
2017年には、かつてのメンバーによる1夜限りのライブを行い
チケットは完売したそう。
Northのその後
北海道の代表として、第1回から3大会連続でハモネプに出場していたNorth。
第1回、第2回ともに高得点をたたき出すも
決勝には進めず、
第3回で、初の準優勝に輝いていました。
その後は、リードボーカルの「はっち」さんが札幌内で「Waterline」というバンドで活動し、
ほかのメンバーは2004年に「MEN☆SOUL」(メン・ソウル)という7人組バンドを結成。
2007年にメジャーデビューしたものの、
「MEN☆SOUL」は2012年に活動を休止していたようです。
こすへらすのその後
西日本の精鋭で結成されたドリームチーム「こすへらす」。
「打倒おっくん!」「全員がボイパチーム」と呼ばれ第1回では、19点を記録。
「チン☆パラ」などと肩を並べた強豪でした。
ベースのだいすけさんが、同じ中国地区代表グループ「こぶ茶」の
「さかえ」さんに告白してフラれていたのが印象的でしたね!
「こすへらす」は解散したものの、メインボーカルのサトルさんが混声アカペラボーカルグループ
clearance(クリアランス)のリーダーとしてプロデビューしており、
同グループは2018年で結成15周年を迎えていました。
「高橋一生」さんに似ていると評判の「ニコラス」さんは、
その後アカペラグループ「チュチュチュファミリー」として活動。
プロのボイスパーカッション奏者として活躍していたようです。
Z☆MA(ゾマ)のその後
レプリカ、ぽち、チン☆パラに続くハモネプ第2世代として
第2回、3回に出場していた愛知の高校生グループ。
第2回では、準優勝したZ☆MAですが
「ぽち」の「けんぞー」さんに
弟子入りしていたリーダー兼ボイパの吉田渉(わたる)さんは
その後、フジテレビのディレクターとして活動され
ハモネプにもスタッフ(演出)として関わっていたみたいですね。
チン☆パラのその後
第1回、第2回のハモネプに出場しながら、「ぽち」や「レプリカ」に優勝をはばまれてきた無冠の帝王。
以下はメンバーです↓
・ダイゴ(ベース、リード)
・キク(リード、コーラス、ラップ)
・コータ(リード、ラップ、コーラス)
・学 (コーラス、ベース)
・シモ (コーラス)
ロックを歌わせたらピカイチ!
実力なら歴代最強との呼び声高い「チン☆パラ」ですが、
メンバーの学業専念を理由に2002年に解散しており、
その後は、ハーモーニーからエフェクターを駆使したロックグループ
「SMELLMAN」(スメルマン寿)として活動。
元メンバー(ヤシさんなど)を中心に結成された同グループは、
アルバムを全国リリースしたものの、2016年に活動を休止しています。
Soft Voiceのその後
東久留米市の合唱団で一緒に活動していた女性4人によるコーラスグループ。
団員が減ってしまった旧「少年少女・合唱団みずうみ」を救うために、第4回(2007年夏)のハモネプに出場。
見事、優勝していたSoft Voiceですが、
2009年にキャンディレコードからシングル「Pure Breath」を発売していました。
幅広いジャンルの曲をシンプルなハーモーニーで
歌い上げる彼女たちは、
2019年現在、ラジオ番組に出演するほか音楽会やコンサート(ライブ)を行っているそう。
「少年少女・合唱団みずうみ」は
2010年5月に「東久留米児童合唱団そよかぜ」と名称を変えて
活動を継続していたみたいですね。
東久留米児童合唱団そよかぜ、サマーコンサートのお知らせです。娘はここで10年以上歌っています。
今回はOBで息子も参加。
よろしくお願いします。 pic.twitter.com/BjQNqZ0AEQ— おゆう (@oyuu33) July 13, 2019
シンクロシンプトンズのその後
第4回ハモネプで決勝に進んだ阪大アカペラサークル所属の
シンクロシンプトンズはINSPiの後輩で
AS☆KNOW(ハモネプ2010夏・優勝)の先輩にあたる大阪大学の選抜グループ。
↓AS☆KNOWのリードボーカル大井 雄仁さんのツイッターアカウント
一部での出演が決定いたしましたー!
チケット販売開始していますので是非とも宜しくお願いします! https://t.co/MZauWyEU7G— 大井雄仁 (@kats730) February 26, 2020
絢香×コブクロの「WINDING ROAD」が歴代でA-Zに次ぐ
97点を叩き出したシンクロシンプトンズですが
その後は、a capella live CLIPOUT6 in TOKYOなどに参加し
2015年3月にラストライブを行ったようです。
グラコロンのその後
神戸大学出身の男性6人組。
親しみやすいJ-POPがメインで
第13回(2011年春)では、97点を記録し
強豪の「無花果」(いちじく)にも勝利したグラコロン。
第14回(2011年夏)では、敗者復活で決勝進出を果たし、
「ICU49」や「食後3錠」「ウィズ」といった
強豪グループとの戦いを制し見事、優勝していました。
↓帰国子女グループ「ICU49」。YouTubeに歌ってみた動画を投稿していました。
↓2012年、医学生メンバーの卒業と同時に活動終了となった「食後3錠」。
同志社大学アカペラサークル「ウィズ」は復活し、2018年はライブに出演していました。
ハモネプ出場後のグラコロンは、
関西圏を中心にライブ活動を行いカバーアルバムを発売。
さらにはアカペラフェス「グラフェス」を主催していたそう。
2015年には、メンバーの田中勇気さんが脱退し5人体制に↓
昨日のグラコロンセットリストはこんな感じでした💡結構歌ったな…笑
1. 愛なんだ
2. 白い雲のように
3. WOW
4. みんな空の下
5. ファッションモンスター
6. SHAKE
7. マイガール
8. LOVE SONG
9. シーソーゲーム
10. オリビアを聴きながら
11. 虹のグランドスラム
12. 奏逢— マツダヨシヒロ / CRAZY inc. (@yosshi007) 2018年12月30日
七色ボイスのその後
2014年に行われた初のプロアマ混合戦である
「ハモネプ♪ジャパンカップ」に出場していた七色ボイス。
「篠原ともえ」さんがリーダーつとめ、
メインボーカルに「小柳ゆき」さんが、
コーラスには「島谷ひとみ」さん「石嶺聡子」さん「木山裕策」さん
ATSUさん(LUV)、KIKURIさん(LUV)が参加するなど
歌唱力に定評のある方々で構成されていましたね。
決勝では、「ダイヤモンド☆ユカイ」やサンプラザ中野さんが参加する
「ローリングロックス」などを下し優勝を果たしました。
2018年にデビュー20年目を迎えた「小柳ゆき」さんは
年末に事務所からの独立を宣言していたそうです。
JARNZΩ(じゃーんずΩ)のその後
2008年(春)第5回の王者であり、北海道で結成された男性5人組ボーカルバンド。
2011年に活動の拠点を東京に移し、2014年には毎年香港で行われる国際的アカペラフェスティバルに出場していました。
同年5月にリリースしたシングル「光源」は有線週間インディーズチャートで1位を獲得。
(年間チャートでも10位に)
2017年6月には、宮崎県・都城市の観光大使に就任し
札幌や東京、宮崎を中心に全国ツアーなどを行っています。
ジュブナイルのその後
立教大学アカペラサークル出身の6人組であり、
リードボーカル(あでさん)の甘い歌声が特徴のグループ。
不協和音をあえて入れ音に深みを持たせるテクニックで
初登場ながらBan B Crew(第7回優勝)をおさえ、決勝ステージに進んでいましたね。
第8回で披露したカブトムシ(aiko)が96点を記録していたジュブナイルは、2008年、2009年の間に3度大会に出場。
うち2度は決勝へ進みベスト3に入っていました。
ハモネプ以外には学園祭に出演するなどし
2010年、メンバーの卒業とともにグループは解散。
「あで」さんは、会社で働きながら、「vanilla taste」というポップロックユニットで
音楽活動をされていたようです。
メンバーが30歳になる2017年には
記念ライブを開催していたそう。
A-Z(アズ)のその後
ボーカルの甘い声と、コーラス
ベース、ボイパのバランスが人気とされるグループ。
2009年4月のハモネプでは初出場ながら決勝に進出、
9月の第8回大会では史上最高の99点を叩き出し見事、優勝していました。
女性アーティストの曲を披露することが多かったアズですが、
2011年の大学卒業とともに、グループは解散したようです。
ハモネプ審査員から「アマチュアの最高域」などと評されたボーカルの村上佳佑さんは
ギターとボーカルのユニット「Dan」で活動し、2015年からソロ活動を本格化したそう。
過去にハモネプに出場した男性6人組グループ「腹筋学園」のリード・ボーカルで
ダンス&ボーカルグループ「Da-i-CE」のボーカルをつとめる大野雄大さんとは仲が良く
合作の曲「2人だけの愛」がミニアルバム「Beautiful Mind」に収録されています。
追記)2020年には、3年ぶりにアズのメンバーが集まり
リモートでDREAMS COME TRUEの
「何度でも」をカバーしていました。
姉と僕のその後
2010年(冬)の第9回王者「姉と僕」。
町田出身、指揮者の父と声楽家の母を持つ姉3人と末っ子長男のグループであり、
父親のパパス源太氏がリーダーをつとめる「PAPAS&NACHOS」を母体として
全国各地でライブ活動を行っていたものの、2011年に卒業を発表していました。
長男(末っ子)の竹岡修平さんはその後、ソロ活動をスタート。
2018年に、アコースティックなコーラストリオ「ヘイブラウン」を結成しメンバーとして活動していたようです。
三女の「しょったん」が、音楽グループ「夕食ホット」のリードボーカルをつとめるなど
それぞれ個々に活動されており、
毎年、ファミリーライブなども行っていたそう。
YOKAROUMON(よかろうもん)その後
高校時代に出会ったメンバーで結成されたYOKAROUMON。
ヒューマンビートボクサーとして活動中の「Daichi」さんが所属するグループであり、
2008年に第6回全国ハモネプリーグに出場。
地元企業のイベントなどにも出演していました。
その後、メンバー個々の活動を経て2017年末に、新生「よかろうもん」として本格始動していたようです。
やきそばSOULのその後
「よかろうもん」と同じく、2008年の第6回ハモネプに出場し、
つんく氏に、「大阪にこんな逸材がいるとは知らなかった!」と言わせたほどの実力派・小学生グループ。
関西ジャニーズJrの大橋和也さんなどが在籍していた「やきそばSOUL」ですが、
2009年のハモネプにも出場していました。
メンバーの「かれん」さんは、
その後、歌手やテレビ司会者として人気の「やしきたかじん」さんの
ラストシングル「その時の空」に子供コーラス隊として参加するなど歌手活動をされており
「最強歌少女オーディション」に合格したメンバーとともに
女性アカペラボーカルグループ「Little Glee Monster」(リトグリ)としての活動をスタート。
2014年に、「放課後ハイファイブ」でメジャーデビューしていました。
ヒカキンのその後
「全国ハモネプリーグ2011」のボイスパーカッション部門である
第1回「ボイパ日本一決定戦」に出場していたヒカキンさん。
109名の中からファイナリストの3名に選ばれるも
わずかの差でダイチさんに敗れており、第2回大会では優勝していました。
「おっくん」に憧れてボイパを始めたというヒカキンさん。
チャンネル登録者数700万人を超えるヒカキン伝説は、ここから始まったのですね!
以上。
というわけで今回は、歴代のハモネプ出場グループについて
その後の活動をまとめてみました!
当時のメンバーは、さまざまな進路を
歩んでいたのですね。
今年、4年ぶりに復活するハモネプからも目が離せなくなりそうです!
追記)2020年7月4日放送のハモネプもしっかり見届けたいですね♪