ラグビーワールドカップの優勝候補の筆頭である
ニュージーランド代表、
その名もオールブラックス。
「黒いユニフォームにその名が由来する」、と
言われており、
絶対的な王者として
ラグビー界に
君臨し続けています。
これまでに3度、W杯での優勝を
経験しているオールブラックスですが、
ラグビー界のクリロナ・メッシと呼ばれる
リッチー・マコウ選手をはじめ
数々のスター選手が
在籍していましたね。
前回(2015年)イングランド大会では、
2011年に引き続き優勝し
2連覇を達成。
3連覇が期待されている
オールブラックスですが、
その強さはどこからくるのでしょうか?
今回の記事では、
2019年のラグビーワールドカップに出場している
オールブラックスの代表選手をまとめてみました!
気になる監督についても調べてみました!
もくじ
- 1 ラグビーワールドカップ2019オールブラックスのメンバーまとめ!
- 1.1 ボウデン・バレット(Beauden Barrett)
- 1.2 TJ・ペレナラ(TJ Perenara)
- 1.3 アーロン・スミス(Aaron Smith)
- 1.4 ネポ・ラウララ(Nepo Laulala)
- 1.5 デイン・コールズ(Dane Coles)
- 1.6 サム・ケイン(Sam Cane)
- 1.7 アトゥナイサ・モリ(Atunaisa Moli)
- 1.8 アーディ・サヴェア(Ardie Savea)
- 1.9 ジャック・グッドビュー(Jack Goodhue)
- 1.10 ライアン・クロッティ(Ryan Crotty)
- 1.11 リッチー・モウンガ(Richie Mounga)
- 1.12 ベン・スミス(Ben Smith)
- 1.13 サニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)
- 1.14 リーコ・イオアネ(Rieko Ioane)
- 1.15 セヴ・リース(Sevu Reece)
- 1.16 ジョージ・ブリッジ(George Bridge)
- 1.17 ジョーディー・バレット(Jordie Barrett)
- 1.18 スコット・バレット(Scott Barrett)
- 1.19 リアム・コルトマン(Liam Coltman)
- 1.20 コーディ・テイラー(Codie Taylor)
- 1.21 マット・トッド(Matt Todd)
- 1.22 ブラッド・ウェバー(Brad Weber)
- 1.23 アントン・リナート-ブラウン(Anton Lienert-Brown)
- 1.24 サミュエル・ホワイトロック(Samuel Whitelock)
- 1.25 シャノン・フリゼル(Shannon Frizell)
- 1.26 ブローディ・レタリック(Brodie Retallick)
- 1.27 パトリック・トゥイプロトゥ(Patrick Tuipulotu)
- 1.28 ジョー・ムーディ(Joe Moody)
- 1.29 アンガス・タアヴァオ(Angus Taavao)
- 1.30 オファ・トゥウンガファシ(Ofa Tuungafasi)
- 2 注目選手キアラン・リード(Kieran Read)
- 3 監督スティーブ・ハンセン(Stephen William Hansen)
- 4 ニュージーランドの代表選手はなぜ強い?
ラグビーワールドカップ2019オールブラックスのメンバーまとめ!
ボウデン・バレット(Beauden Barrett)
出身:ニュージーランド
所属:ハリケーンズ(ニュージーランド)
身長:187cm(91kg)
ポジション:FB・SO(フルバック・スタンドオフ)
代表キャップ数:77(得点617・トライ数33)
世界最高峰のSO(スタンドオフ)であり、
2016年、17年の世界優秀選手に
選ばれていたボウデン・バレット選手。
兄弟8人中、
5人がラグビー選手であり、
うち3人は今回のW杯で
オールブラックスの選手として
自国優勝のために戦います。
TJ・ペレナラ(TJ Perenara)
出身:ニュージーランド
所属:ハリケーンズ
身長:184cm(90kg)
ポジション:SH(スクラムハーフ)
代表キャップ数:58(得点55トライ数11)
試合前のハカを先導するリード役であり
ディフェンスを強みとする
SH(スクラムハーフ)のペレナラ選手。
両親や祖母、叔父が
ソフトボールのニュージーランド代表という
スポーツ一家に生まれています。
普段は、とても紳士的であり
将来は、教師か警察官になるのが
夢だったそう。
アーロン・スミス(Aaron Smith)
出身:ニュージーランド
所属:ハイランダーズ(ニュージーランド)
身長:171cm(83kg)
ポジション:SH
代表キャップ数:86(得点87・トライ数17)
素早いパスやタックルに定評がある
オールブラックスのイケメン
アーロン・スミス選手。
アイルランド代表のコナー・マレー選手などと並び
世界最高峰のスクラムハーフと
呼ばれています。
2014年には、マオリの年間・最優秀選手賞を
受賞していました。
ネポ・ラウララ(Nepo Laulala)
出身:ニュージーランド
所属:チーフス(ニュージーランド)
身長:184cm(116kg)
ポジション:PR(プロップ)
代表キャップ数:19
2018年1月1日に放送された
「最強アスリート元日決戦」(TBS)に
出場していたPR(プロップ)のネポ・ラウララ選手。
壁を押し合う「パワーウォール」では
砲丸投げの金メダリストなどを下し
優勝していました。
兄も元オールブラックスの
代表選手だそう。
デイン・コールズ(Dane Coles)
出身:ニュージーランド
所属:ハリケーンズ
身長:184cm(110kg)
ポジション:HO(フッカー)
代表キャップ数:64(得点55・トライ数11)
アイルランドのローリー・ベスト主将などと
世界最高の2番を争う
HO(フッカー)のデイン・コールズ選手。
イングランドのファレル主将などとともに
2016年の世界最優秀選手の候補者5人に
選ばれていました。
(受賞者はボーデン・バレット選手、歴代はリッチー・マコウ選手、キーラン・リード選手など)
サム・ケイン(Sam Cane)
出身:ニュージーランド
所属:チーフス
身長:189cm(106kg)
ポジション:FL(フランカー)
代表キャップ数:63(得点65・トライ数13)
2015年のナミビア戦で
キャプテンをつとめたFL(フランカー)。
元主将であるリッチー・マコウ選手の
後継者と言われている存在です。
アトゥナイサ・モリ(Atunaisa Moli)
出身:ニュージーランド
所属:タスマン(ニュージーランド)
身長:189cm(127kg)
ポジション:PR
代表キャップ数:2
ニュージーランドU20代表の
主将をつとめた若手プロップです。
アーディ・サヴェア(Ardie Savea)
出身:ニュージーランド
所属:ハリケーンズ
身長:188cm(100kg)
ポジション:FL
代表キャップ数:38(得点35・トライ数7)
驚異的なジャッカルが持ち味のフランカー。
10月2日に行われた
予選プールのカナダ戦では、
今大会から許可された
ラグビー用ゴーグルを付けて
試合に臨んでいました。
ジャック・グッドビュー(Jack Goodhue)
出身:ニュージーランド
所属:クルセイダーズ(ニュージーランド)
身長:187cm(98kg)
ポジション:CTB
代表キャップ数:9(得点15・トライ数3)
トリッキーなパスに定評があるCTB(センター)。
2019年の春からは、
日本のNZカシスブランド大使を
つとめています。
ライアン・クロッティ(Ryan Crotty)
出身:ニュージーランド
所属:クルセイダーズ
身長:181cm(94kg)
ポジション:CTB
代表キャップ数:44(得点45・トライ数9)
的確な判断力や、
高精度のテクニックに定評があるセンターの選手です。
2019年4月には、ジャパンラグビートップリーグに参加する
クボタスピアーズへの
加入が発表されていました。
リッチー・モウンガ(Richie Mounga)
出身:ニュージーランド
所属:クルセイダーズ
身長:176cm(87kg)
ポジション:SO
代表キャップ数:12(得点78・トライ数2)
元ニュージーランド代表のレジェンドである
ダン・カーター選手の
後を受けた10番。
近年、急成長中のスタンドオフです。
カナダ戦では、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに
選ばれており、
南アフリカ戦では、世界屈指の5m加速力を誇る
「コルビ」選手の
ランを止めていました。
ベン・スミス(Ben Smith)
出身:ニュージーランド
所属:パロワーズ(フランス)
身長:186cm(94kg)
ポジション:WTB・FB
代表キャップ数:79(得点165・トライ数33)
安定感抜群なFB(フルバック)であり
芸術的なハイボールキャッチと
鋭いランが光る選手です。
サニー・ビル・ウィリアムズ(Sonny Bill Williams)
出身:ニュージーランド
所属:ブルーズ(ニュージーランド)
身長:197cm(111kg)
ポジション:CTB
代表キャップ数:53(得点60・トライ数12)
ニュージーランドのヘビー級ボクサーであり、
元13人制ラグビーのスター選手。
転向後は、タックルをされながらパスをする
オーフロードパスの威力を
世界中に知らしめました。
リーコ・イオアネ(Rieko Ioane)
出身:ニュージーランド
所属:ブルーズ
身長:189cm(103kg)
ポジション:WTB
代表キャップ数:26(得点115・トライ数23)
2017年の世界最優秀新人であり、
世界最高峰のWTB(ウイング)との
呼び声高い選手です。
セヴ・リース(Sevu Reece)
出身:フィジー
所属:クルセイダーズ
身長:179cm(87kg)
ポジション:WTB
代表キャップ数:2(得点5・トライ数1)
2019年に、ニュージーランドのラグビーチームである
クルセイダーズのウイングとして
スーパーラグビーに初出場。
最多のトライ数(15)を誇り
味方への素晴らしいパスなどで
優勝に貢献していました。
ジョージ・ブリッジ(George Bridge)
出身:ニュージーランド
所属:クルセイダーズ
身長:186cm(96kg)
ポジション:WTB
代表キャップ数:4(得点15・トライ数3)
日本とのテストマッチでデビューしたイケメン。
スピードや加速力、
ボールキャッチに優れています。
クルセイダーズでは、
ウイングやフルバックの選手として活躍し
2018年に、シーズン2位となる
15トライを記録していました。
ジョーディー・バレット(Jordie Barrett)
出身:ニュージーランド
所属:ハリケーンズ
身長:196cm(101kg)
ポジション:CTB・FB
代表キャップ数:11(得点42・トライ数8)
バレット兄弟の末弟であり、
2017年にスーパーラグビーデビューを
果たしていました。
さまざまなポジションをこなせる上に
ゴールキックまで出来る
万能型の選手です。
スコット・バレット(Scott Barrett)
出身:ニュージーランド
所属:クルセイダーズ
身長:197cm(111kg)
ポジション:LO
代表キャップ数:30(得点15・トライ数3)
予選プールのカナダ戦では、
兄のボウデン・バレット選手や、
弟のジョーディー・バレット選手とともに
大会史上初となる
3兄弟全員でのトライを
決めていました。
リアム・コルトマン(Liam Coltman)
出身:ニュージーランド
所属:ハイランダーズ
身長:185cm(109kg)
ポジション:HO
代表キャップ数:5
結束力とモラルの高さに定評がある
パワフルなフッカーです。
コーディ・テイラー(Codie Taylor)
出身:ニュージーランド
所属:クルセイダーズ
身長:183cm(106kg)
ポジション:HO
代表キャップ数:44(得点45トライ数9)
驚異的なスピードを誇り、
トライ獲得に結びつける技も
備えたフッカーです。
マット・トッド(Matt Todd)
出身:ニュージーランド
所属:パナソニックワイルドナイツ
身長:185cm(105kg)
ポジション:FL
代表キャップ数:20(得点5・トライ数1)
スティーブ・ハンセン監督が一目置く
オープンサイドフランカーです。
ワールドカップ終了後は、
パナソニックワイルドナイツから
東芝ブレイブルーパスに。
ブラッド・ウェバー(Brad Weber)
出身:ニュージーランド
所属:チーフス
身長:172cm(75kg)
ポジション:SH
代表キャップ数:2
4年ぶりに代表復帰を果たしたスクラムハーフ。
パスのスピードは並外れており、
足も非常に速い選手です。
アントン・リナート-ブラウン(Anton Lienert-Brown)
出身:ニュージーランド
所属:チーフス
身長:185cm(96kg)
ポジション:CTB
代表キャップ数:37(得点35トライ数7)
オフロードパスは天下一品だと
言われているセンターです。
サミュエル・ホワイトロック(Samuel Whitelock)
出身:ニュージーランド
所属:パナソニックワイルドナイツ(日本)
身長:202cm(116kg)
ポジション:LO
代表キャップ数:111(得点25・トライ数5)
四兄弟全員がラグビー選手であり
ニュージーランドでは有名人だそう。
大会後は、パナソニックワイルドナイツへの加入が
決まっています。
シャノン・フリゼル(Shannon Frizell)
出身:ニュージーランド
所属:ハイランダーズ
身長:195cm(108kg)
ポジション:FL・No.8
代表キャップ数:5
機動性に優れたフランカー。
W杯開幕直前に離脱した
ジェイコブソン選手の代わりに
追加招集されていました。
ブローディ・レタリック(Brodie Retallick)
出身:ニュージーランド
所属:神戸製鋼コベルコスティーラーズ(日本)
身長:204cm(123kg)
ポジション:LO
代表キャップ数:77(得点25・トライ数5)
世界最高のLO(ロック)であり、
2014年には、
ワールドラグビー年間最優秀選手に
選ばれていました。
2019年のワールドカップ終了後は、
神戸製鋼コベルコスティーラーズへの加入が
決まっています。
パトリック・トゥイプロトゥ(Patrick Tuipulotu)
出身:ニュージーランド
所属:ブルーズ
身長:198cm(120kg)
ポジション:LO
代表キャップ数:24(得点15・トライ数3)
体格に恵まれたロックの選手です。
以前と比べて
試合中のパフォーマンスのムラがなくなった、
と言われています。
ジョー・ムーディ(Joe Moody)
出身:ニュージーランド
所属:クルセイダーズ
身長:188cm(120kg)
ポジション:PR
代表キャップ数:40(得点15・トライ数3)
元ニュージーランドのレスリング王者であり
カナダ戦の決戦の地で打ち立てた
大食い伝説が話題に。
アンガス・タアヴァオ(Angus Taavao)
出身:ニュージーランド
所属:チーフス
身長:194cm(124kg)
ポジション:PR
代表キャップ数:7
ブルーズやチーフスなど
国内のチームで経験を積み
28歳でオールブラックス入りしたプロップ。
予選プールのナミビア戦では、
途中出場ながら
トライを決めていました。
オファ・トゥウンガファシ(Ofa Tuungafasi)
出身:トンガ
所属:ブルーズ
身長:195cm(122kg)
ポジション:PR
代表キャップ数:29(得点5・トライ数1)
世界最大級の大型プロップ。
スクラムなどのセットプレーだけでなく
タックラーとしても、
チームに貢献しています。
注目選手キアラン・リード(Kieran Read)
出身:ニュージーランド・パパクラ
所属:トヨタ自動車ヴェルリッツ(2019年〜)
身長:193cm(100kg)
ポジション:FL・NO.8
代表キャップ数:121(得点125トライ数25)
オールブラックスの
キャプテンをつとめるNO.8(ナンバーエイト)。
学生時代は、クリケットのニュージーランド代表入りが
期待された選手であり、
ラグビーユニオン史上
最多のキャップ数を誇ります。
2007年からはクルセイダーズに加入。
リッチー・マコウ選手とともに
プレーしていました。
2008年からは
オールブラックスの選手としても活躍し
今回(2019年)のワールドカップを最後に
33歳で代表を引退。
ジャパンラグビーのトップリーグに参加する
トヨタ自動車ヴェルブリッツへの
加入が決まっています。
監督スティーブ・ハンセン(Stephen William Hansen)
出身:ニュージーランド・ダニーデン(オタゴ地方)
現役時代のポジション:CTB・FB
グレアム・ヘンリー氏(前監督)の
アシスタントを経て、
2011年に12月に、
オールブラックスの
ヘッドコーチに就任していました。
ハンセン氏がHCに就任してからの
オールブラックスの勝率は87%と
圧倒的な成績を残しましたが
代表監督をつとめるのは、
今大会が最後だそう。
ニュージーランドの代表選手はなぜ強い?
2009年から約10年にわたり
世界ランク1位の座に
君臨し続けてきたニュージーランド。
その圧倒的な強さは、選手層の厚さによるものでしょう。
↓10月19日の準々決勝アイルランド戦・先発メンバーです。
ベンスミスもイオアネもメンバー外ってどんだけ層厚いねん https://t.co/29wrOyCcfo
— わき (@KNT_ORIXBs) October 17, 2019
人口487万人ほどのニュージーランドですが、
男子人気ナンバーワンの
スポーツがラグビーであり、
競技人口は、なんと15万人(人口の約3%)。
ラグビーは、サッカーや
バスケットボール以上に
人気があるスポーツみたいです。
先人の築いた伝統とレガシーを背負うオールブラックス↓
自負心のあらわれでもあり、
国の伝統や威信を背負ったハカには
絶対王者としての覚悟を感じますね!
ハカについては、こちらの記事でも詳しくまとめています↓
優勝候補の大本命と言われている
オールブラックスの、
W杯での活躍に期待したいですね!
というわけで今回は、
オールブラックスの選手をまとめてみました!
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