南アフリカ代表との決戦の日を迎えたラグビー日本代表ですが、
先発で出場予定の「山中亮平」選手に注目が集まっています。
31歳のFB(フルバック)であり、今回がW杯初出場。
学生時代は天才と評されていた山中選手ですが、
どのような人物なのでしょうか?
今回は、ラグビーワールドカップ日本代表の「山中亮平」選手について
経歴や現在までの評価をまとめてみました!
もくじ
山中亮平のプロフィールや経歴まとめ!高校時代のスゴさも
生年月日:1988年6月22日
身長:188cm(95kg)
所属:神戸鉄鋼コベルコスティーラーズ
出身:大阪府・枚方市
代表キャップ数(2019年8月時点):13(得点53・トライ数5)
14歳のときにラグビーを始めた山中選手。
大阪市立・真住(ますみ)中学校を卒業後、
ラグビーやサッカーの強豪校である東海大学付属・大阪仰星高校に進学していました。
今年から東海大仰星から東海大大阪仰星に校名変わったんや😳大阪つけただけやけど🙄
— 山中亮平 Ryohei Yamanaka (@yamanaka10) April 29, 2018
サッカーで鍛えられたキックや、創造性にあふれたパスを武器に
ラグビー選手として活躍していた山中選手は、
高校3年生の時には、日本一も経験していたそう。
「天才・ファンタジスタ・パスの魔術師」などと呼ばれ
当時から、飛び抜けて優秀な選手だったみたいです。
松島幸太朗も姫野和樹も田村優も稲垣啓太も高校の頃から見ているけれど、こういうレベルに来るとは想像していなかった。少なくとも自分にラグビー選手の「伸びしろ」を測る眼力はない。ラグビーに限らないけどアスリート性より「人間力」だなと思う
山中亮平は問答無用に凄かったけれど。
— 党首(球技ライター大島) (@augustoparty) October 5, 2019
進学先の早稲田大学では副将をつとめ
2010年5月のアジア5カ国対抗・アラビアンガルフ戦で日本代表として初キャップを獲得した山中選手。
2011年には、ジャパンラグビートップリーグで2度の優勝回数を誇る神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団し
ワールドカップ日本代表の候補にもなっていたようです。
大型のSO(スタンドオフ)として将来を期待された山中選手ですが
口髭(ひげ)を生やすために育毛剤を使用したことで
2013年までの選手資格停止処分を受けていました。
2013年4月、神戸製鋼に再入団した山中選手は
翌年春のニュージーランドでの武者修行を経て
2014−2015シーズンのトップリーグでは、
パスやキックでチャンスを広げ、攻撃時に縦に切り込むCTB(センター)のポジションで活躍。
横一列に並んだディフェンスラインを突破する
ラインブレイクの能力などを発揮していたそう。
秋には、日本代表への復帰を果たしていました。
スタンドオフからフルバックに転向
学生時代の山中選手が任されていたスタンドオフは、攻撃の組み立ての中心となり司令塔としてチームを牽引するポジション。
高度なパスやキック、ランの技術が求められます。
そんな山中選手ですが、2018年の夏には
フルバックのポジションに転向していたそう。
最後の砦として敵を食い止め、神出鬼没な動きで攻撃にも参加するフルバック(五郎丸選手などが有名ですね)↓
山中選手が現在も所属する「神戸鉄鋼コベルコスティーラーズ」は
2018−19年シーズンに、ニュージーランドの世界的スターである
「ダン・カーター」選手がプレーし人気を集めました。
山中選手のサンウルブズでの評価は
前回(2015年)のワールドカップでは、日本代表のバックアップメンバーに選ばれるも
試合に出場することがなかった山中選手。
今回(2019年)の日本大会が、初めてのW杯だったみたいですね。
やっと山中が来たか‼️もう追加招集じゃなくて、最初から選ばれるって誰もが思うプレーを見せて欲しい😁サンウルブズでのプレーが出来れば、大丈夫だ👍#山中亮平 #rugbyjp #PNC2019 https://t.co/Kg6rpDnfES
— くれいす(kreis berg) (@BergKreis) August 8, 2019
フルバックに転向後、
サンウルブズ※では、7試合連続で先発出場するなど好プレーが続いた山中選手。
サンウルブズとは※・・・世界最高峰のラグビーリーグ「スーパーラグビー」に2016年から参加していた日本のチーム。
ラグビー日本代表(候補)などで編成され、選手のレベルアップを目指している。
本日(10月20日)のW杯準々決勝・南アフリカ戦は、アイルランド戦以来2試合ぶりの先発出場となります。
ミスターラグビーとの関係も
今年(2019年)8月に行われた網走合宿では、スタンドオフの田村選手と
息の合ったプレーを見せていた山中選手。
そんな山中選手は、ミスターラグビーと呼ばれた「平尾誠二」氏の
「神戸製鋼」時代の教え子でもあります。
神戸製鋼コベルコスティーラーズの総監督やGMをつとめた平尾誠二氏↓
現役引退後、日本の代表監督などをつとめた平尾氏は、
ジェイミー・ジョセフ氏を日本代表のヘッドコーチに
招き入れるなどしたほか
W杯招致に尽力し2016年に他界していました。
一時はラグビーから離れるなど、失意のどん底にいた山中選手を、
社員として神戸製鋼にとどまらせ
復帰への道を示して励まし続けたのが、平尾氏だったそう。
【#ラグビー W杯日本大会まで335日】#トップリーグ #神戸製鋼 は #山中亮平 と #山下楽平 がハットトリック競演。#平尾誠二 さんの命日に48-31でNECに快勝しました。これで神戸製鋼は6勝1分とし、レッドカンファレンス首位通過を決めました。#ミスターラグビー #rugbyjp #RWC2019 pic.twitter.com/UsUUFMlVbK
— スポニチ面担さん (@Sponichi_Editor) October 20, 2018
平尾氏の命日である10月20日の南アフリカ戦は、
山中選手にとって特別な試合になりそうですね。
というわけで今回は、ラグビーワールドカップ日本代表の「山中亮平」選手についてまとめてみました!
また追加の情報があればアップしていきたいと思います!
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